遠距離介護で挫折しないコツ

遠距離介護は、遠距離でも連絡手段を工夫しましょう


「大変」という言葉だけがひとり歩きしているような「介護」。

でも、それを通じて得られることもたくさんあります。

認知症になった友人の介護からもらった大きなギフトのひとつは、

地方の実家に暮らす両親の老いや介護を、

早めに考えることができるようになったことでした。

 

まず気になったのは、親が「いつまで元気にいられるか」ということ、

2番目は「介護が必要になる前に何を準備したらいいのか」ということです。

そこで、それまで盆暮れだけだった帰省を少し増やし、親の健康状態への目配りをしたり、

終末期への意向をそれとなく聞くことを心がけました。

 

ある日、親が夜中に階下に降りてトイレに行くのがつらくなったと聞き、

客間を改造して寝室を下にし、ベッドを入れることを提案しました。

「最期まで在宅」を希望する親は、トイレとキッチンを先にリフォームしていたので、

これで親の「終の住みか」の準備もなんとなくできました。

 

そして、親が腰痛で家事が困難になったのを機に、要介護認定申請を試みることにしました。

親のかかりつけ医とも初めて面談し、直接、連絡を取り合えるようお願いしました。

「往診をしてくれる」と聞いていたかかりつけ医が、

実は24時問365日対応の訪問診療をしているということも知りました。

 

このときの認定は「要支援1」で、結局、介護サービスは1度も使いませんでしたが、

親を取り巻く医療と介護の状況を知ったことで、問題が起こったときの心の準備もできました。

 

いつやってくるだろう、と考えていた「遠距離介護」が始まったのは、

物忘れが気がかりだったが母に認知症の診断が下り、

依頼、1カ月に1度、親の元に通っています。

母の介護チームも即、スタートしました。

 

わが家では親がスマホやパソコンを使えないのがが残念ですが、スマホなどを使えば、

親と顔の見えるやりとりができます。

その代わりに入れたのがファックス付き電話機です。

親は耳が遠いので、電話での会話が大変でした。

ファックスならば読むことができるので、情報が正確に伝わります。

遠距離介護も情報戦。将来をイメージし、心づもりをしておけば、

いざとなったときにあわてふためくことが少なくなるでしょう。


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